【妊娠30週で変更】産院選びの重要ポイントを体験談を交えて紹介!
こんにちは!あしかです。
先日街を歩いていると、マタニティマークをつけている人を見かけました。
なんだか懐かしい気持ちになりながら、ふと思い出したのですが
タイトルにある通り、私は妊娠30週(8ヶ月)に産院を変更したくらい、産院選びに悩んでいました。
妊娠が確認できると、結構すぐに「どこで出産しますか?書類を記入して提出してください」と言われました。
妊娠したことをゆっくり喜んだり、驚いたりする暇もなく出産のことをあれこれ考えなければいけなかった記憶があります。
特に産院は出産に直結する部分であるため、いろんなサイトを見ながら情報を集めていました。
今回、私と同じような思いをしている人がいるのではないか?と思い
出産経験者として産院の選び方について記事にまとめてみました。
私なりに大切だと思った産院選びの重要ポイントを体験談を交えて紹介していきます!
産院の種類と特徴
大学病院
- 最新の設備が整っており、スタッフが多い
- 産科だけでなくNICU(新生児集中治療室)など他の診療科もあるため緊急時の安心感がある
- リスクが高い出産(合併症・双子妊娠・高齢出産など)を控えている人におすすめ
- スタッフが多く患者数も多いため、診察時と分娩時で医師が異なることもある
- 大学病院は研修期間でもあるため、研修の一環で実習生が立ち会うこともある
総合病院
- 大学病院と同様に他の診療科が併設されており、スタッフ・ベッド数が多い
- リスクが高い出産にも対応可能な病院が多い
- 大学病院よりも施設数が多いため、選択の幅が増える
- 大学病院と同様に診察時と分娩時で医師が異なることもある
個人病院(クリニックなど)
- アットホームな雰囲気で豪華な食事やシャワー・トイレ付きの個室部屋などのサービスがある
- マタニティヨガやマタニティエクササイズ、出産時の呼吸法など、妊婦さん向けの教室を開催している施設もある
- 健診〜出産まで同じ医師に対応してもらえることが多い
- リスクが高い出産でなければ、計画分娩や無痛分娩など出産方法を選べる施設もある
- 患者1人1人にかける時間が大きな病院と比べて多い傾向があるため出産に対する不安が強い方におすすめ
助産院
- 助産師が入院から出産までを介助する施設
- 医師がいないため医療行為が行えない
- 妊婦さんが健康で妊娠中からトラブルがなく自然分娩可能なことが大前提
- 緊急時には近くの産婦人科と連携が取れるようになっている
- アットホームな雰囲気なところろが多く、妊娠中から親身なフォローを受けられる
- 自宅出産に対応しているところもあり、出産にこだわりたい人におすすめ
産院選びの重要ポイント
- 家からの距離(通いやすさ)
- スタッフとの相性
- 出産費用
- 分娩方法
- 立ち合い・面会の有無
- 個室部屋の有無
- 食事内容
- 産前産後のケア
- 緊急時の対応
家からの距離(通いやすさ)
妊婦健診は計14回。
特に最後の1ヶ月はお腹が大きい中、週1回通わなければいけないため、あまりにも遠いと通院が大変になります。
また陣痛が始まり1人で病院に向かうとなると、なるべく近い方が良いです。
スタッフとの相性
自分の考える出産と医療機関あるいは担当医の考えが合わないと残念な出産として記憶されてしまいます。
出産はとても重要なことです。自分が納得できないのであれば、産院あるいは担当医を変えることも検討しましょう。
出産費用
産院によって、サービスなどが異なるため意外と費用が異なります。
自分が満足する出産プランと納得できる料金を検討するべきです。
分娩方法
自然分娩や無痛分娩、計画分娩、帝王切開など様々な出産方法があります。
特に無痛分娩は私も選びたかったのですが、そもそもできなかったり、1人目の場合はできないと言われてしまうことが多いです。
立ち合い・面会の有無
コロナ禍の影響もあったため厳し目でしたが、最近はコロナ禍前のように基本的にできるところが増えています。
面会に関しては、面会できる時間や人数の制限をかけているところもあります。
また、旦那さんが宿泊できるプランが用意された施設もあります。
個室部屋の有無
金額は結構増えてしまいますが、周りの目を気にせず休めるかは産後の体力回復に左右してくると思います。
大部屋にしても稀に1人だったりすることもありますが、自分の子供だけよく泣いてしまい、精神的に疲れてしまうといったこともあるようです。
個人的には少し費用が増えてしまっても、個室部屋の方がおすすめです。
食事内容
産後はホルモンバランスの変化の影響なのか、食べ物の味がかなり濃く感じたり、味がしなかったりします。
約1週間、毎日食べるものになるため、意外と大切な部分になります。
食事に関しては病院によってかなり違いがあるため、注意が必要です。
私はほとんどの食べ物が塩辛く感じてしまい、あまり食べられなくてつらかったです。
産前産後のケア
出産は何かと不安なことが多いため、助産師さんのサポートが手厚いとかなり安心感が得られます。
大切なことは基本どこでも教えてくれると思います。また地域で行なっている子育てに関するケアもあります。
緊急時の対応
安全な出産ばかりではありません。急変時の対応が、もしかしたら命に関わる可能性も0ではありません。
そのような際にどう対応してくれるのか、また自分でもどう対応すればいいのか理解しておく必要はあると思います。
私の選んだ基準と感想
まずは里帰り出産にするかで迷いました。
最初はお互いの両親にも勧められ、里帰り出産にする予定でしたが、無痛分娩ができるところがいいなと思い
家の近くの通院していた病院にすることにしました。(地元の病院では対応していなかったため)
そこの病院は無痛分娩や計画分娩など対応していましたが
初めての出産の場合は、麻酔を使って痛みをとってしまうと、いきむタイミングがわからなくなってしまい
長時間の出産になってしまう恐れや長時間になることで出血量も増えてしまうとのことでできませんでした。
それでも家の近くの病院で出産すると決めた要因には
- 総合病院の附属した産院のため設備が整っていた
- 産院として1つの棟になっており、個室部屋やヨガやママクラスなどが充実していた
- 健診から無料送迎バスがついており、通院がしやすかった
これらの条件が選んだ要因になりました。
個室部屋は1日1.5万円ほどと結構高かったですが、産後1人の時間が作れたため周りの人と比べて、回復が早かったように感じます。
また、夜間は子供を預かってくれるサービスもあったため、疲れている時は本当に助かりました。
臨月には、妊娠高血圧になってしまったため、急遽計画分娩に切り替えるとのことでしたが、入院前日に陣痛がきて生まれました。
産後も少しだけ高血圧が続いていたため、減塩タイプの食事に変更になりましたが、それでも塩辛く感じてしまい、少しつらかったです。
まとめ
今回は産院を選ぶときの重要ポイントについてまとめてみました。
- 家からの距離(通いやすさ)
- スタッフとの相性
- 出産費用
- 分娩方法
- 立ち合い・面会の有無
- 個室部屋の有無
- 食事内容
- 産前産後のケア
- 緊急時の対応
私の経験を踏まえると全てに満足できる産院は少ないと思います。
それでも、どこまで自分が譲れるか、また自分が譲れないところはちゃんと希望を通すことが大切になってくるのではないかと思います。
出産は人生において、重大なイベントの1つです。
絶対に後悔のない出産にしてもらいたいと思います。
私の経験を踏まえたことでしかお話しできませんが、何かご質問などございましたら、ぜひコメントください!