ヒップシートは必要?使用者がヒップシートのメリット・デメリットを解説
画像引用:Lucky industries
- まわりがヒップシート使っているけど、あったほうが便利かな。
- 抱っこ紐は持っているけどヒップシートも必要なの?
- ヒップシートの安全性や体への負担ってどうなの?
子供が自分で動き始めると抱き下ろしの頻度が増えたり、重くなった子供を抱っこするのが大変と思っている人が多いのではないでしょうか。
そんな時に便利なのがヒップシートです。
ヒップシートは乗せ下ろしがしやすく、装着もカンタンというのが最大の特徴です。
しかし、「抱っこするのが大変だからヒップシートを買うのはちょっと悩む」という人もいるはずです。
そこでこの記事では、ヒップシートを買うべき人の特徴と不要と考える人の意見を解説します。
私自身、ヒップシートを勧められて購入をかなり悩みましたが、購入したからこそわかることを皆さんに共有したいと思い、この記事を書いています。
この記事を読むことで、自分たちにヒップシートが必要なのかがわかります。
ヒップシートは絶対に必要というわけではない分、購入に悩む人が多いのではないでしょうか。
この記事を読み、ヒップシートを購入するべきか判断する材料にしていただけると幸いです。
記事の後半では、ヒップシートを買いたい人に向けておすすめのヒップシートと選び方も紹介していますので、そちらも参考にしてください!
ヒップシートが不要と考える人の意見
他の育児グッズで足りている
お出かけの時はベビーカーを頻繁に使用していたり、抱っこ紐で十分足りているという人はヒップシートの必要性は高くありません。
抱っこ紐のほうが両手が空くし、便利だなと感じることもあります。
ヒップシートは座面がある分、荷物がかさばるため、お出かけには不便と感じる人が多いのも事実です。
使用用途によって使い分けたりしている家庭が多いです。
子供がヒップシートに座ってくれないかもという懸念
買ったはいいけど、子供がヒップシートに座ってくれなかったらもったいないですよね。
子供の性格によるため、不安な人は店舗などで試着させてもらうことをおすすめします。
抱っこ紐に比べて安全性が低いから
抱っこ紐と違い、正しい使い方をしないと落下の可能性が高くなります。
抱っこ紐のように使えるヒップシートもありますが、基本的には常に片手で支える必要があり、不便と感じる人もいます。
腰への負担が大きい
腰で子供の体重を支えるため、腰に不安を感じる人は避けるべきです。
また腰回りへの負担が集中しやすいため、長時間の使用もあまり向いていません。
ヒップシートはこんな人におすすめ
頻繁な抱き下ろしが大変な人
ヒップシート最大のメリットが乗せ下ろしのしやすさです。
何度も抱き下ろしを繰り返すと親も疲れてしまうため、ヒップシートをつけておくと腕や肩、腰への負担軽減になります。
抱っこ紐を装着するのが手間な人
自分で動けるようになると少し抱っこして、下ろすことが頻繁になるため、毎回抱っこ紐をつけるのが手間だと感じることが多くなります。
また抱っこ紐の装着が苦手なパパでもヒップシートなら簡単に装着できるためおすすめです。
身軽にお出かけがしたい人
ヒップシートには収納力が高いモデルもあります。
ヒップシートに替のおむつなどを収納することで、ヒップシートのみでお出かけすることもできます。
ベビーカーと併用する際も、ヒップシートならつけっぱなしにしていても気になりにくいのが特徴
体重が重い子供を抱っこする人
ヒップシートなら15〜20kgくらいまで使用できるものもあるため、抱っこ紐よりも長く使えます。
さすがに20kgになると腰への負担は大きいため、考慮が必要です。
夏場や活発な子供を抱っこする人
ヒップシートは座面に乗せるだけのため、風通しがよく、子供も動きやすいというメリットがあります。
特に夏場は抱っこ紐だと親も暑くて大変なため、ヒップシートの方が荷物も減らせて一石二鳥です。
ヒップシートのメリット・デメリットまとめ
- 乗せ下ろしがしやすい
- 装着が簡単
- 収納力が高く、荷物が減る
- 体が疲れにくい(ヒップシートなしに比べて)
- 子供が自由に動ける
- 腰への負担が大きい
- コンパクトではない
- 長時間だと疲れやすい
- 両手が空かない
ヒップシートの選び方
3タイプから選ぶ
腰巻きタイプ
ウエストポーチのような形状で、腰に巻いて固定します。
着脱が簡単で、さまざまな抱っこの仕方が可能です。
肩掛けタイプ
子どもの体重を肩で支えるタイプで、短時間の抱っこに適しています。
抱っこ紐一体型タイプ
抱っこ紐とヒップシートが一体化したタイプで、首がすわった後から使える商品が主流ですが、新生児対応商品もあります。
選び方のポイント
疲れにくさ(肩や腰への負担)
ヒップシート選びで最も大切な点です。
体重10kgほどの子供を乗せるため、身体への負担は大きくなります。
疲れにくいモデルを選ぶのがおすすめです。
使う頻度と期間
普段使いするのであれば疲れにくいモデル。
旅行や遠出など単発で使いたい場合はコンパクトに収納できるタイプがおすすめです。
対象年齢・対荷重
ほとんどのヒップシートは3歳・体重15kgくらいまでですが、中には体重20kgまで対応しているモデルもあります。
長く使いたい人は対荷重もチェックしておきましょう。
収納と使いやすさ
たっぷり収納できるモデルならヒップシートのみでお出かけができます。
しかし、収納が多い分かさばるなどのデメリットも生じるため、自分の用途にあうモデルを選びましょう。
安全性
座面に滑り止めや落下防止ベルトがついているモデルが無難です。
ウェストサイズや座面の大きさ
ウェストサイズが合わないと、抱っこしているうちにヒップシートずれ落ちてきてしまいます。
ウェストベルトがしっかり締め付けられるか。また細身の人はウェストサイズが適切か確認しておきましょう。
おすすめのヒップシート
抱っこ紐一体型
ポルバンプライム
腰巻きタイプ
ポルバンアドバンス
ケラッタHipGO
肩掛けタイプ
グスケット
コニー安心ヒップシート
まとめ
ヒップシートが不要と考える人の意見は以下のとおりです。
- 他の育児グッズで足りている
- 子供がヒップシートに座ってくれないかもという懸念
- 抱っこ紐に比べて安全性が低いから
- 腰への負担が大きい
またこのような悩みを抱えている人にはヒップシートの購入をおすすめします。
- 頻繁な抱き下ろしが大変な人
- 抱っこ紐を装着するのが手間な人
- 身軽にお出かけがしたい人
- 体重が重い子供を抱っこする人
- 夏場や活発な子供を抱っこする人
正直ヒップシートを購入するとき、「抱っこ紐あるし、いらなくない?」って思っていました。
しかし、実際使ってみるとちょっとした買い物やお散歩の時にかなり便利さを感じています。
以前は抱っこ紐の中で子供が自由に動けず、抜け出そうと抵抗していました。
しかし、前向きでヒップシートに座らせると手足が自由に動かたり、いろんな景色が見えて嬉しいのか、ご機嫌にしていることが増えました。
この記事がヒップシートを買うか悩んでいる人の参考になれば幸いです。
またこの記事が参考になったという人はXやリアルな友人に共有してくれると嬉しいです。