【子供がベッドから落下、、】意外と多い家に潜む事故と私の経験談
こんにちは!あしかです!
こんな話をするなんて、恥ずかしいし、本当に情けないのですが
先日、娘が一瞬目を離したすきに大人用のベッドから落下してしまいました、、
幸いにも何もなく、今も元気に生活していますが
次また子供に事故が起きても、その場ですぐ冷静に対応できる自信はありません。
それでもどういう事故が起きやすいのかを、知っているだけで
事故が起こる前に予防できることもあると思い、今回この記事を書くことにしました。
また、万が一のときの対応方法についてもこども家庭庁の資料を元にまとめてみましたので、そちらも参考にしてください。
家で起こる事故の種類
窒息・誤飲
0歳に最も多いのが、窒息でした。特に多いのが「就寝時」。
うつ伏せで寝る方が落ち着く赤ちゃんは意外と多くいるようですが、柔らかい寝具などに顔が埋もれてしまい息ができなくなってしまうことがあります。
- ベッドと壁などの隙間に挟まれる。
- 布団やスタイなどが巻き付いてしまう。
- 大人の下敷きになる。
- ミルクなどの吐き戻しによる窒息など
転落・転倒
歩き始めるようになる1歳頃から増える事故です。
「寝返りをうつようになり、大人用のベッドから落下」と
今回私たちに起こった事故も転落でした。
他にも、ソファやベランダ、窓、椅子、テーブル、階段など小さな子供にとっては事故になりうる要因が家にも
自動車・自転車関連
先日のニュースでも死亡事例がありましたね。
自動車のドアやパワーウィンドウに挟まれる事故や車内での熱中症など
自動車関連の事故は大人でも死亡事故が多くあり、子供にとってはさらに大きなダメージを負うことになります。
水回りの事故
大人が目を離した隙に溺れてしまうことがほとんどです。
お風呂やプール、川など夏の遊び場では子供から目を離さないようにしましょう。
他にも、バケツの水など浅い水量でも溺れる要因になるため、家の中でも水を溜めている状況では気をつけなければいけません。
やけど事故
みそ汁やカップ麺などの食べ物から暖房機器や調理機器など
子供の手の届く範囲に危険が生じるものを置かないように注意が必要です。
挟む・切るなど
刃物はもちろん。テーブルの角や窓やドアで手を挟むなど。
私自身、小さい頃テーブルの角に顔をぶつけ、何針か縫うほどの怪我をしました、、
事故が起きた時の対応
緊急時は以下の方法を見るよりもこちらの資料を参考にしてください。
参考資料:こどもを事故から守る!事故防止ハンドブック こども家庭庁
心肺蘇生法
病気やけがにより突然心臓が止まったり、溺れたりした場合、一刻も早い手当てが必要です。
まずは人を呼び、119番しましょう。
119番通報をしてから救急車が来るまでには最低でも数分かかるので、その間の応急措置が命を救います。
胸骨圧迫
意識がなく呼吸が停止している場合は、直ちに胸骨圧迫による心肺蘇生を開始。
幼児でも乳児でも、胸の厚さが3分の1くらい沈む強さで、1分間に100~120回のスピードで圧迫します。
- 幼児の場合:胸骨の下半分を、手のひらの根元で押す。
- 乳児の場合:左右の乳頭を結んだ線の中央で少し足側を、指2本で押す。
※こちらの資料を参考にしてください
人工呼吸
あお向けにして、頭を後ろに反らし、同時に顎の先を上に持ち上げ、気道を確保します。
- 幼児の場合:鼻をつまみ、口と口をくっつけて息を吹き込む。
- 乳児の場合:口と鼻を一緒に覆い、胸が軽く上がる程度まで息を吹き込む。
※こちらの資料を参考にしてください
AED
心臓に電気的な刺激を与えて正常のリズムを取り戻す機械です。
近くにAEDがあれば取り寄せを依頼し、届いたら電源を入れて、音声に従いつつ表示されているように電極パッドを貼り、その音声に従って操作します。
※こちらの資料を参考にしてください
熱中症の応急手当て
- 涼しい場所や日陰のある場所へ移動し、衣服を緩め、安静に寝かせる。
- エアコンをつける、扇風機・うちわ等で風をあて、体を冷やす。
- 首の周り、脇の下、太ももの付け根など太い血管の部分を冷やす。
- 飲めるようであれば水分と塩分をこまめに取らせる。
- 部屋の温度と湿度をこまめにチェック。
- 室温28℃を目安に、エアコンや扇風機を上手に使う。
- 暑さに慣れていないうちは無理して運動をしないようにする。
- のどが渇かなくてもこまめに水分と塩分補給(経口補水液やイオン
飲料など)をする。 - 外出の際は体を締め付けない涼しい服装で、日よけ対策も。
- 無理をせず、適度に休憩をする。
- 短時間であっても絶対に車内にこどもを放置しない。
誤飲・誤嚥した時
119番通報を誰かに頼み、直ちに詰まった物の除去を試みます。
意識がない場合は、心肺蘇生を行います。
※詳しい説明はこちらの資料を参考にしてください
やけどした時
すぐに10分以上冷やしましょう。
刺激を避けるため、容器に溜めた水冷やすか、水道水・シャワーを直接当てないようにする。
服の上から熱湯などがかかった場合は、脱がさずに服の上から冷やしてください。
- 全身の広い範囲・顔面などのやけどの場合
→すぐに救急車を呼ぶ。 - やけどの範囲が片足、片腕以上の広範囲にわたる場合
→救急車を呼ぶか、至急病院を受診する。 - やけどの範囲が手のひら以上の場合や水膨れの場合
→潰さないようにして、病院を受診する。
私たちの反省
事例
目を離した数十秒の間にベッドから落下してしまいました。
どう対応したか
すぐに抱き抱え、怪我や様子の変化がないかを確認しました。
激しく泣いていましたが、幸いにも怪我はなかったです。
落下時にどこをぶつけたのかは見ていなかったのでわからず、不安だったため、子ども医療電話相談事業「#8000」に電話しました。
子ども医療電話相談事業は
夜間・休日の子供の症状にどのように対応したら良いのか、病院を受診した方が良いのかなど判断に迷ったときに小児科医師・看護師に電話相談できるサービスのことです!
目立った怪我はなく、意識もしっかりしていて、普段と様子が変わらなかったため救急に受診するほどではありませんでした。
ただし、後からでも異変が起こる可能性もあるとのことだったので、翌朝かかりつけの病院を受診しました。
診察でも一旦様子見で大丈夫と言われましたが、もう1度がないようにとお叱りを受けてしまいました。
ベッドから落ちないための対策
私たちなりに反省し、できるであろう対策はこちらです。
- そもそも子供から目を離さない。(少なくとも危険が生じる可能性がある状況では目を離さない。)
- ベッドに柵をつける。(間に挟まって窒息死した事例もあります。)
- ローベッドに買い替え、床にマットなどのクッション性があるものを敷きつめる。
- ベッドから布団に変える。
- 子供はプレイマットで寝かせる。
私たちの中で1番良いなと思ったのは「ローベッドに買い替え、床にマットなどのクッション性があるものを敷きつめる」でした。
そもそも目を離さないのは大事だと思いましたが、24時間365日目を離さないことはできません。
ベッドに柵をつけるのも危険が生じる可能性がある。
プレイマットで寝かせるのは、私たちの場合少し距離が離れてしまうため、夜間の授乳など泣いてしまった時に気づいてあげられない可能性もあると思いました。
布団にするのは良い案だと思い、どちらにするかで迷いました。
現状はベッドを低くし、危険を減らすようにしていますが、今後も良い方法を模索していこうと思っています。
まとめ
小さい子供にとっては、家で生活するだけでも様々な危険が潜んでいます。
窒息や誤飲、転倒、転落、水回りの事故や火傷など
記事を書きながら私自身も再確認し、反省しました。
ちょうど子育てに慣れてきた頃というのもありましたが、子育てによる疲れなどから注意力の低下は誰にでも起こりうると思います。
子供から目を離さないことも大切ですが、そもそも事故が起きないような生活環境を整えることが何よりも大切なのではないかと思いました。
環境を整えるのはお金も手間もかかりますが
今回私たちも経験して、命には変えられないなと思いました。
この記事を読んで、1つでも事故が減ることにつながれば幸いです。